高級賃貸マンションの過去と現状と今後

外国人向けの高級マンションから進化

近年高級賃貸マンションの市場が拡大しています。
高級賃貸物件は昔からありましたが、ほとんどが外資系企業に勤める外国人向けでした。
いわゆるサービスアパートメントと呼ばれるもので、日本人の入居者は少なく、個数も多くありませんでした。
ところがこの5、6年で状況は一変し、大規模な高級賃貸マンションが次々に登場し、市場規模が拡大しています。
現在は、供給戸数が増えても、入居者は集まっています。
人気の物件は月額100万円以上の家賃設定でもすぐに埋まります。

不動産神話の崩壊と住まい方の変化が背景にあります

こうした背景の一つに、不動産神話の崩壊があると考えられます。
価格が上がり続けていた時期は、資産運用の面で物件を購入するほうが有利でした。
冒頭にも記載した通り、高い家賃を払って暮らすのは、一時的に日本に滞在する外国人くらいでした。
しかしこうした土地神話はバブル崩壊と東日本大震災の被害を経て崩壊しています。

分譲マンションを上回る賃貸ならではの高いクオリティが人気の秘密です

さらに物件のクオリティーが向上したことも市場が拡大した要因の一つです。
設備、仕様のグレードは確実にアップしています。
超高級クラスの物件では、ホームパーティーにも対応できるような外国製のキッチンを入れている例もあります。
タワーのような大型物件では、オープンカウンターキッチンやIHクッキングヒーター、ウォークインクローゼットなどの最新設備が備えられています。
また、低床式のお風呂や手すりの付いた壁面など、子どもや高齢者に配慮した設備を備えたタワーマンションも多くあります。
防犯面では、万全のセキュリティー対策が施されています。大抵のタワーマンションには、防犯カメラやカメラ付きのインターフォンが装備され、エントランス、エレベーター、駐車場など、24時間体制のマンションセキュリティーがとられています。
また、窓や玄関など占有部にも防犯センサーが装備され、高い防犯対策がなされている所も特徴です。
賃貸でも分譲を上回る高級感や快適さを求められる点が、借り手の心を動かしており、今後もさらに市場の伸びが予想されます。

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